講師：steAm TEAM（中島 さち子・鈴鹿 剛 ほか）
今年最初のKIOI STEAM LABは、steAm の鈴鹿剛さん。生成AIサービスの急激な進歩が感じられている中、これからますます発展していく生成AIとどう仲良く付き合っていくとメリットがあるのか、またAIのリスクは何なのかなど、体験やデモンストレーションを交えてお話いただきました。
参加者は、普段から使っている方、聞いたことはあるけどまだ使い方がよく分からないという方と様々。
テキストをつくる、画像をつくる、音楽つくるなど、多様な仕事の効率に役立てたりと便利である一方で、既存の様々なAIサービスの特性の紹介に合わせて、別のチャットと同期が可能な”チャットハブ”を使い、異なる4つのAIに同じ質問をしてみました。すると、バラバラの答えや明らか間違えた回答をする様子に、「AIはまあまあ嘘をつくし、割と間違うことがあるという特徴も踏まえて、正しい使い方を学ぶことがいい。」「あくまで勉強させたもの範囲内で情報が返ってくるので、それを飛び越えたものやブレイクスルーはでてこない。だから人間は考えること、楽しむことを辞めることはできない。」と鈴鹿さん。皆さんも、深く頷かれていました。
その後、steAm TEAMのサポートの中、絵本をつくる体験、作曲体験、漫才の作品を自由に行い、参加者は夢中に作業をし、さらには即興で漫才を披露する時間なども設けられ、あっという間の2時間の講演となりました。
