2022年第4回のアート展示は、木彫を中心に立体作品でさまざまな表現を試みる作家・人見 崇子氏の作品展をお届けいたしました。
「木彫の制作は、植物を大きなテーマとしています。
自然にならい、環境を察知しながら成長する。成長を終えても、また新たな役割のもとで生かされる。地球の豊かな蓄積になる。
そんな種子や樹木を観ていると力強いエネルギーや美の象徴を感じます。
丸いかたちの連続は、変化しながらも受け継いでいくさまを連想しています。何代にも受け継がれていく様や亜熱帯の原始に近い植物を想像しながら、制作をしました。
揺るぎのないタフなかたち、しなやかで抱擁される心地よいかたちを目指し制作をしました」
人見 崇子
