2024年3月27日(水)~5月23日(木)11:00~20:00 ※最終日は17時まで
東京ガーデンテラス紀尾井町・2024年第2回目のアート展示は、テラコッタ彫刻家・早川信志氏の作品を展示いたしました。

早川 信志展 「土からなる杜」
- 日時
- 2024年3月27日(水)~5月23日(木)11:00~20:00 ※最終日は17時まで
- 場所
- 紀尾井タワー 2F オフィスエントランス

◇開催にあたって
私は、「家」を主題にテラコッタの彫刻を制作している。今回の作品は、「ドロバチの巣」をモチーフに制作を行なった。ドロバチとは、土を喰み体液と混ぜて築巣する蜂で、沖縄ではとても身近な昆虫である。ドロバチが、制作中の作品を喰む姿をみて、私は妙に親近感を持ち、あらたな発見を得た。その土地で手に入る素材(土)で巣を作り、次の世代の命を育むドロバチ。まるで、私と一緒ではないか。私は、ものづくりの根源を見たのかもしれない。- 早川信志 –
◇早川 信志氏 略歴
1989年愛知県生まれ。2014年に沖縄県立芸術大学彫刻専攻修了。大学では、沖縄の土を用いた“土づくり”や “築窯”などを行う独自のテラコッタ作品技法を習得。その地で手に入るもので如何に作品を創り上げるかという素養を学び、今も制作に活かしている。作品のテーマは、“家”や“居場所”を主題としており、昆虫の巣をモチーフに制作を行っている。沖縄に移住し感じた風習や文化の違いからインスピレーションを受け、普遍的テーマを自分なりの回答として作品を創っている。
[brothers/820×360×310 mm/テラコッタ]